@article{oai:ssg.repo.nii.ac.jp:00000096, author = {青山, 美智子 and Aoyama, Michiko}, issue = {2}, journal = {研究紀要 青葉 Seiyo, College review of Sendai Seiyo Gakuin}, month = {Mar}, note = {高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる住宅の提供を目的に、国は「サ高住」の供給拡大を目指し補助金を出して強力に後押した。平成23年10月施行から3年経過した現在、宮城県と岩手県に登録されている125件のサ高住に対しアンケートおよびヒアリングによる実態調査を行った。その結果、サ高住は「医療系」「福祉系」「住宅系」の3つに分類され、継続して居住する「住まい」というより、医療系では在宅復帰率や療養病床削減の受け皿、福祉系では施設化や介護サービスの特化傾向が見られた。また、安否確認と見守りの位置づけに関する課題、囲い込みによるサービス提供の課題、サ高住内でのコミュニティや地域住民とのかかわり方に関する課題、退去に関する課題が共通して発生していた。各事業所のサ高住に対する視点の違いは、ダイレクトに入居者の生活空間に反映されるものの、入居条件を見るだけでは不透明な点が多く、サ高住の質的格差の拡大に繋がることが懸念される。今後「(改正)高齢者住まい法」の目的を果たすには、サ高住の供給拡大と並行しながらこれらの課題について整備していく必要がある。}, pages = {35--43}, title = {人口減少社会におけるサービス付き高齢者向け住宅が担う役割に関する研究 : 宮城県・岩手県の調査結果から現状と課題}, volume = {8}, year = {2017}, yomi = {アオヤマ, ミチコ} }